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【SHOP INTERVIEW】

路地裏で「まつ」のも一興、

凡才じまんの居酒屋料理で一杯。

『凡才』 三浦大輔さん/水野雄斗さん

 

 

酒と料理のある店に居続けて飲むから“居酒屋”。庶民的な料理と価格で気軽に楽しめるのが“大衆酒場”。最近では昭和レトロとモダンな雰囲気が共存する居酒屋を“ネオ大衆酒場”というらしい。ひとりでも、ふたりでも、グループでも、気軽にひょいと立ち寄れるお気に入りの店があれば、その街はなじみとなる。

酒場といえば、やっぱり路地裏。商店街アーケードから細い路地を入ってすぐの “路地裏酒場”、その名も『凡才』。五葉松の盆栽が出迎えてくれる。明るい雰囲気の店内は、和を基調にシンプルながら下町のあたたかみを感じさせる“ほっこりモダン系”。2017年、和食処『麒麟亭』として長く親しまれてきた建物をリノベーションし、複合施設“ハモニカ荘”が誕生した。その路地裏側の一角にオープンしたのが『凡才』だ。

「もともと大家さんとうちの社長(BK-izm GROUP)とのご縁がきっかけで、下町らしさと現代の風情を生かした大衆酒場として円頓寺デビューをしました。四間道界隈も含め、周辺には昔ながらのお店もあるし、さらに新しい飲食店もどんどん増えつつある中で、うちにしかない、ホッとできてのんびりくつろいてもらえる店づくりをめざしました」と、初代店長の三浦さん。

 

 

当初は日本のワインとおでんで深夜まで飲める店として、2軒目、3軒目とはしごして立ち寄るお客様が多かったという。ところが、2020年からのコロナ禍による営業規制が相次ぎ、休業・時短を余儀なくされ、店の灯を消す日も多くなっていった。

「酒場の原点に立ち返り、揚げたてアツアツを八丁味噌だれで食べる串揚げや旬の肴などの居酒屋料理と、それに合う日本酒をラインナップしました」。(三浦)

リーズナブルさは変わらず、和食の美味しさと居酒屋のくつろぎを大切にリフレッシュ。オープン当初からのスタッフ水野さんのイチオシは、「やっぱり煮込みですね。数種類のモツは毎日煮込み続けているのでトロトロやわらか、さっぱり塩味仕立てなので日本酒にもよく合うんです!ちょっとこだわりの蔵元の酒をリーズナブルにご提供していますので、ぜひいろいろ試してみてください」。自身も地元が熱田区の商店街に近く、円頓寺界隈の昔ながらの雰囲気もなじみがあって気に入っているという。

「ご近所さんがよく顔を出してくださるのが嬉しいですね。日替わりメニューもあり、連日のご来店でも楽しんでいただけると思います。15時から営業しているので、早い時間からの0次回などにもご利用いただけます。会社帰りに気軽にワイワイ楽しめる、活気のある店にしていきたいですね」。(水野)

 

 

まずはいつもの、で乾杯。黒板メニューもチェック!常連さんも一見さんも、地元の人も旅行者も、敷居なくぶらっと来て楽しめるのが路地裏酒場の醍醐味だ。

「この街で店を続けていくって、営業利益だけじゃない魅力があるんですよ。周辺に個性豊かなお店がいっぱいありますし、一度遊びに来てもらったら楽しさもどんどん広がり深まっていくと思います。うちの店がその入口、きっかけになれれば。商店街のお祭りやイベントにも積極的に参加して、一緒に盛り上げていきたいですね」(三浦)

平々凡々な日々を愛おしみ、古きも新しきも、ともに脈々と。そんな気概が伝わり、繋がっていくからこそ、円頓寺商店街の魅力は尽きないのかもしれない。

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